奄美大島の龍郷町で15日、秋の実りに感謝し、来年の豊作を祈願する伝統行事の平瀬マンカイが行われました。
平瀬マンカイは、龍郷町の秋名集落に伝わる豊作祈願の行事で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
午後4時ごろ、海岸の対になっている岩の一方に、巫女のノロ役の女性5人が、もう一方の岩には宮司役などの男女7人が上がり、歌を掛け合いながら踊り五穀豊穣を祈りました。
新型コロナ対策のため、昨年に続き今年も観客は集落の住民のみに制限し、明け方に行われる予定だったショチョガマも神事のみ行われました。