自然

21年目に開花 笠利町里、民家のアガベ・アテナータ

鹿児島県奄美市笠利町里の前田川沿いにある前島彰さん(80)の自宅で、21年前に植えたアガベ・アテナータが開花した。2メートル以上に伸びた茎の根元から愛らしい花が次々咲き始め、妻の壮子さん(78)は「巡り合えてうれしい」と喜んでいる。

アガベ・アテナータはメキシコなどが原産で、花を咲かせるのに長い年月がかかるリュウゼツランの仲間。壮子さんが21年前に町内で熱帯植物を販売していた弟から成木を購入し、庭に植えた。8月末ごろから茎が生えてきて、約4カ月かけて大きく成長した。

びっしりと付いたつぼみは先週末に下の方から開き始めた。友人や知人らが代わる代わる見物に訪れては「珍しい」「初めて見た」と驚いているという。壮子さんは「コロナで気が沈みがちだけど、花を見てみんな明るい気持ちになってほしい」と話した。

南海日日新聞〔写真〕アガベ・アテナータの開花を喜ぶ前島さん夫婦=20日、奄美市笠利町

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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