自然

世界の地質遺産100選に 喜界島=隆起サンゴ礁段丘、「ジオサイト」整備へ

鹿児島県喜界島の隆起サンゴ礁段丘地形がこのほど、国際地質科学連合(IUGS)による第2回世界の「地質遺産100選(セカンド100)」に選ばれたことが分かった。喜界町役場で17日にあった喜界島ジオパーク推進協議会(会長・隈崎悦男町長)の評議会で発表された。町は2025年4月の日本ジオパーク認定申請を目指しており、24年度はジオパークの枠組みを活用した喜界島ブランドや地域食材活用推進事業の検討、見どころとなる「ジオサイト」の整備などに取り組む。

IUGSは22年、設立60周年記念として56カ国181候補地の中から、地球の歴史を知る上で重要な地形100カ所を第1回世界の「地質遺産100選(ファースト100)」に認定。米国のグランドキャニオンや兵庫県の玄武洞などが選ばれた。2年ごとに100地点を新たに選定しており、喜界島の隆起サンゴ礁段丘地形は第2回(24年)の認定に候補入り。64カ国174候補地の中から「喜界島10万年間のサンゴ礁の歴史」の名称で選ばれた。8月には韓国で開催される国際地質学会議の認定プレゼンテーションに出席する。

町はジオパーク基本構想検討会を経て、23年6月に同協議会を発足。17日の評議会では県内でジオパーク認定を受けている「霧島」「桜島の錦江湾」「三島村・鬼界カルデラ」や、北海道の「三笠ジオパーク」の視察成果などが報告され、24年度のタスク計画案など4議案を承認した。

17日には町一丸となって認定へ向けた機運を高めようと制作した、公式ロゴマーク入りの「喜界島ジオパーク(構想)」の懸垂幕のお披露目と、役場外壁への掲示も行われた。

世界の「地質遺産100選」に選ばれた鹿児島県の喜界島。高台からはサンゴ礁段丘が一望できる=2023年12月

 

 

鹿児島県の喜界町役場に掲示された「喜界島ジオパーク(構想)」の懸垂幕(提供写真)

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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