自然

トカラアジサイ咲く 沖永良部島=白い装飾花、梅雨期に彩り

鹿児島県沖永良部島・和泊町の越山でトカラアジサイの花が見頃を迎えている。両性花の周りに白い装飾花を付けるのが特徴で、梅雨を待つ山肌を彩っている。

樹高1~2メートルの常緑低木。屋久島から沖縄にかけて分布し、開花期は4月下旬~6月。葉は楕円(だえん)形で対生し、縁には粗いぎざぎざがある。

県希少野生動植物保護推進員の山下芳也さん(55)によると、同島では越山周辺で数株しか確認されていない。山下さんは「ほ場整備によって自生地が減り、同島では希少種となっている。梅雨時期を彩る花として大事に楽しんでほしい」と話した。

見頃を迎えているトカラアジサイ=和泊町

南海日日新聞

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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