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思いつなぐ豪華ひな飾り 瀬戸内町きゅら島交流館=町民寄託の47体、ロビー彩る

鹿児島県瀬戸内町のきゅら島交流館ロビーで、豪華なひな飾りが来場者の目を楽しませている。展示している人形はどれも各家庭での役目を終え、同館に寄託されたもの。主催者は「最近ではなかなか見ない立派なひな飾り。若い子育て世代の方にもぜひ見てほしい」と来場を呼び掛けている。展示は旧暦3月3日(4月22日)まで。

ロビーのひな飾りを観賞する子どもたちと地女連の会員ら=3月6日、瀬戸内町きゅら島交流館

ひな飾りの展示は、同館の一部業務を受託している町地域女性団体連絡協議会が「季節を感じる飾り付けで来場者をもてなそう」と町民に協力を呼び掛け、2019年に開始。ここ数年は施設が新型コロナワクチンの集団接種会場となっていたこともあり、規模を縮小していた。

今年は町内の5世帯から寄せられたひな人形47体と付属の調度品などをすべて展示することができた。幼い子ども連れの母親や下校途中の小学生らが立ち寄って観賞していくほか、観光客からも好評で、ひな壇の前で記念撮影をしていく人も多いという。

町地女連の川井黎子会長は「ようやく日常が戻ってきたという実感が湧く。華やかなひな飾りで季節を感じてほしい」と話した。

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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