鹿児島県奄美大島龍郷町の長雲峠にある「奄美自然観察の森」でヒカンザクラがほころび始め、町は8日、開花を宣言した。
昨年より16日早い。見頃を迎えるのは今月下旬になる見込み。
ヒカンザクラは町木。名所として知られる観察の森に約260本、森につながる基幹農道や本茶峠の旧国道も合わせると約千本が植えられている。
開花宣言を行った則敏光副町長は「花見の際には希少な動植物の観察も一緒に楽しんでほしい」と話した。花見は2月いっぱいまで楽しめるという。
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