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奄美のお年寄りの元気の秘訣は?デイサービスや訪問看護

うがみんしょーらん!ライターのとらおです。

近所を散歩するとニコニコと話しかけてくれ、私たちを温かい気持ちにしてくれる島のじぃじやばぁば。

泉重千代さんや本郷かまとさんといった長寿で有名な方々を含め、奄美は元気なお年寄りの多い「長寿の島」として知られています。

今回は、お年寄りの健康を支えデイサービスや訪問看護を行う株式会社和月(以下、和月)の活動や、じぃじ達の元気の秘訣をご紹介します!

リハビリを通じてお年寄りの力を引き出す、デイサービス

名瀬古田町に位置するデイサービス和月では、リハビリに特化したサービスを通じて利用者が快適な日常生活を送れるよう支援しています。

折り紙や工作を行うデイサービスも多い中、和月では身体機能の維持もしくは向上に向けた体操やマッサージ、器具を使った筋力トレーニングをメインに行っており、利用者は自分のペースでリハビリに取り組むことができます。また、介護が必要な人同士のふれあいの場としての利用も推進しているそうです。

利用者の中には、なんと素潜りをされる方もいるとか!
その他にも地域行事やグランドゴルフを楽しむために、リハビリに通う方も多いようです。

ここで働いている中山さんと榮さんに利用者の声や様子を伺いました。

「リハビリに通い、生活に張合いが生まれた」「施設に入らずに、これからも自分で頑張って生活したい!」「リハビリを通じて、できなくなった日常動作が再び出来るようになったよ!」など多くの利用者の方が喜んでくれているそう。利用者が笑顔で話しかけてくれると嬉しい、というお二人。

左の女性:榮さん、真中の男性:中山さん

 

「鹿児島に住んでいる孫に会いたい」という目標を持ってリハビリをされる方もいるそうです。そういった夢を見守りながら応援するのも職員の醍醐味とか。

新型コロナの影響で人との関わりや旅行が難しい時代になっていますが、利用者は皆前向きに明るくリハビリに取り組まれているご様子でした。

1人1人の生活スタイルに合わせた訪問看護

和月では、「ハートリハ奄美訪問看護ステーション」というグループ部門で訪問看護を行っています。

今回は隆蔵さんの訪問看護の様子を見学しながら、看護師の前田さんとリハビリ担当の高橋さんに色々と教えていただきました。

訪問看護を利用される方には、座ることが難しい方も。
そのため、隆蔵さんを含めできるだけ自宅で寝たきりにならないように、車いすに座って食事をしたり自宅内を移動してもらったりしているそうです。

隆蔵さんは前田さんのお手伝いを受けながら、自分で歯みがきもしていましたよ。

左の女性:前田さん、右の男性:隆蔵さん

 

他にも訪問看護では血圧や体温測定などの健康管理、食事のアドバイス、身体機能のリハビリや利用者の情報を主治医と共有して薬の管理も行うそうです。

自宅での訪問看護・リハビリの魅力について

前田さんは北は笠利から南は宇検村まで(瀬戸内町以外)、多い時には1日5軒ほどのお宅を訪問するとか。1軒30〜60分ほどのペースで回り、移動も大変そうですが、待っている利用者の笑顔が楽しみで奄美大島を駆け巡っているそうです。

訪問看護は自宅という住み慣れた環境のためか、利用者の回復が早いこともあるとか。

病院という特別な空間はあくまで治療のためなので、入院時にはほぼ寝たきりだった方が自宅に戻り療養を続けるうちに見る見る元気になっていくことも!

隆蔵さんも入院していた際には会話が少なかったそうですが、自宅ではたくさん話されているそうです。

利用者の笑顔が増えることも多く、身体機能の低下もより抑えることができ、「在宅の力、元々の生活の場はすごい!」と語る前田さん。

「訪問看護が必要そうなお年寄りを見かけると、訪問看護につなげて元気でより良い生活を過ごして欲しい」と願ってるそう。

高橋さんは「自宅は、利用者本人がご家族と大切に生活されてきた場所。そこで見られる笑顔を一緒に共有できるのは貴重な時間。この笑顔があるから毎日頑張れる!」と教えてくれました。

利用者によっては、方言がきつくてわからないこともあるそうですが、奄美の優しい方々は言葉が分からないときは言い方を変えたり、逆に方言を教えてくれることもあるそうですよ。

近くにお孫さんがいるような環境も健康回復には大きいそうで、この日は遊びに来ていたひ孫にも会えて嬉しそうだった隆蔵さん。

隆蔵さんに長生きと元気のヒントを聞いたところ、「気の持ちよう」だそうです。
訪問看護の方々やご家族とのふれあいで、前向きに過ごされている姿は奄美のお年寄りの元気の秘訣でもあるようでした。

楽しいリハビリで気分は明るく、身体機能も好調に

右の女性:高橋さん

 

隆蔵さんは歌うことが大好き。
スタッフがプレゼントしてくれたオリジナルのマイクを使って歌うそうです。

歌が好きな隆蔵さんにとって、カラオケは生きがいを感じられるだけでなく、リハビリにもなっています。歌うことは声の発生や食べ物の咀嚼を良くする効果があるそうです。

利用者の数だけ違った関わり方があり、それぞれの自宅に適した生活ができるようにリハビリのプログラムが組まれているそうですよ。

リハビリ以外でも利用者に寄り添ってくれるスタッフ達

前回の隆蔵さんのお誕生日の際には、ご家族に誘われて和月のスタッフも一緒に参加してお誕生日会を開催したようです。

ご家族からスタッフへのささやかなお礼の気持ちが含まれていたかもしれませんが、ここでも隆蔵さんが楽しい気持ちになれるように盛り上げてくれたそうです。

年を重ねることで体の不調を感じることはあるかもしれませんが、温かい看護やリハビリのお陰で楽しみながら生活をしている様子の島のじぃじやばぁば。

元気に明るく長生きするためにも、和月を含め、地域の福祉施設に相談するのもいいかもしれませんね。奄美の人々の元気な活動を支えてくれる福祉施設のスタッフさんに感謝です。

株式会社和月
ホームページ:http://www5.synapse.ne.jp/waduki/index.html

㈱しーま 編集部ライター とらお

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奄美出身の夫と鹿児島出身の妻、令和生まれの息子、猫のとらおと4人暮らし。息子ととらおの可愛さに癒されつつ、日々成長していく姿を見守る日々。外の世界に興味津々な息子ととらおに奄美大島の魅力を伝えられるように、親しみやすい記事を執筆できるライターを目指しています。

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