鹿児島県奄美市名瀬の会社員Aさん(59)は先日、市内の奄美カントリークラブの練習場でアマミイシカワガエルの珍しい光景を目にした。このカエルは、奄美大島だけに生息する希少種で県の天然記念物に指定されているが、練習場の擁壁の水抜き穴から大中小3匹が重なって顔を出しているのを見つけ、スマートフォンのカメラで撮影した。
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この練習場のイシカワガエルは以前にも本紙で紹介され、Aさんも何度か目にしたことはあったが、一つの穴から3匹が同時に顔を出しているのを見たのは初めて。このうちの1匹は、雨が降り出すと穴から出てきて、気持ちよさそうに雨のシャワーを浴びていたという。
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Aさんは「一つの穴を3匹が仲良く共同で利用しているのかも。大中小のサイズだったので、3世代同居かも。奄美も暑い日が続いていたので、雨に誘われて顔を出したのでは」と話していた。
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