鹿児島県奄美大島龍郷町円集落で春秋の風物詩となっている「龍の目」のシーズンが始まった。かがんばなトンネル(全長29メートル)越しに沈む夕日のショーは圧巻。神秘的な光景で地元住民や観光客を楽しませている。
奄美市名瀬の写真家・吉行秀和さん(61)は2日午後6時15分ごろ、オレンジに輝く「龍の目」をカメラに収めた。撮影に訪れたのは2年ぶり。「グリーンフラッシュを狙ったが、出なかった」と話していた。この日は、約50人が詰め掛けて夕日の行方を見守っていた。
「龍の目」は春分と秋分の日前後に現れる。県のホームページによると、今秋の見頃は15日ごろまで。天気が良ければ美しい夕日のショーを楽しむことができる。
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