オオゴマダラ舞う
ゆったりと飛び交う姿が「南の島の貴婦人」と称される日本最大級のチョウ「オオゴマダラ」が分布の北限とされる鹿児島県喜界島で優雅な舞を見せている。
白地の羽に黒のまだら模様が美しく、島内各地でほぼ年中見ることができる。インド、東南アジアから沖縄、奄美群島に広く生息している。
喜界町は1989年に保護条例を制定。同町湾に観察施設を整備しているほか、公園などに食草のホウライカガミを植えて保護している。海を渡って旅するチョウとして知られるアサギマダラも多く飛来することから、「チョウが飛び交う島」を広くアピールしていきたい考えだ。
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