瀬戸内町カヌー連盟主催の第4回「板付け舟一人漕(こ)ぎ!奄美一決定戦」が11月5日、鹿児島県瀬戸内町手安港であった。奄美大島の5市町村から舟こぎ愛好家ら47人が出場。板付舟を1人でこぎ、80メートルの直線コースでタイムを競った。会場には力強いかいさばきで舟を走らせる選手への声援が響いた。
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大会は新型コロナウイルスの影響で、各自治体の夏祭りの舟こぎ大会が中止となったことを受け、2020年から開かれており、こぎ手とかじ取り1人ずつ舟に乗り込むのが特徴。
参加者は舟こぎが好きな島内の小学生~60代までの男女。競技には3種類のユホ(かい)が用いられ、それぞれ「古仁屋ユホ」「奄美まつりユホ」「ドラゴンボートパドル」と、「舵漕ぎ」の4部門で計104レースが行われた。舵漕ぎ部門(一般)は、瀬戸内町の川畑公一さんが49秒35で制した。
同連盟の川畑公一理事長は「島内の舟こぎのトップチームも多く参戦し、年々参加者も増えている。来年もぜひ開催し、奄美の舟こぎを盛り上げたい。選手個々のレベルアップや、チームのモチベーション向上にもつなげてほしい」と話した。
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