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月ぬきゅらさーや、アーケード街で乾杯! 奄美市=黒糖焼酎女子が主催、新しい楽しみ方も提案

夕食前にアーケード街で乾杯-。鹿児島県奄美市名瀬のティダモール中央通り(アーケード街)で9月10日、黒糖焼酎体験イベント「月ぬきゅらさーや」が開かれた。奄美群島の酒造会社女性スタッフらで構成する「奄美黒糖焼酎女子倶楽部」の主催。商店街にある西平酒造直営店「カナドニシヒラ」の前には椅子とテーブルが特設され、約100人の参加者が薄暮のほろ酔いを楽しんだ。

黒糖焼酎体験イベントでにぎわう名瀬のアーケード=9月10日、奄美市名瀬

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黒糖焼酎の新しい飲み方を提案している奄美黒糖焼酎女子倶楽部は、この日が「令和5(こ)年9(く)月10(とう)日」と「黒糖」の語呂合わせになることから「奇跡の黒糖の日スペシャル」と題して企画。5月9、10日(奄美黒糖焼酎の日)に行っている二十歳以上の女性を対象にしたイベントを、今回は男性にも拡大して開催した。

イベントは午後4時~同7時の3時間限定。本格的な夕食の前に軽めのアルコールとおつまみをたしなむフランスの習慣「アペリティフ・タイム」を取り入れた。

参加者は入り口でおつまみ2種とデザート1種を受け取った後、ドリンクブースで島内5社の黒糖焼酎を使ったカクテル5種から好きな1杯を選ぶ。適切な飲酒量(1日20グラム)を把握するため、参加者には1杯ごとに各ドリンクの純アルコール量を記載したシールが配られ、酔い加減と飲酒量を確認しながらドリンクを選ぶことができる。

参加した奄美市名瀬の男性(61)は「焼酎は水割り派だったがこんな飲み方があることを初めて知った」と笑顔。「アーケードに響く雑踏の音も心地良く、外国の街角で飲んでいる気分」と満足げ。奄美市名瀬の50代女性は「アーケードがこんなににぎわうことがうれしい。毎週開催してほしい」と仲間とグラスを傾けていた。

企画に携わった奄美大島開運酒造の渡悦美さんは「蔵元みんなの協力で実施できたイベント。家庭にある材料で作れるカクテルばかりなので、ぜひご自宅でも楽しんでみてほしい」と話した。

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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