グルメ

奄美群島のお魚たちを味わい尽くそう!『島ぃゆグルメフェスタ』

黒潮の海で育まれた多種多様な魚や貝、海藻類など豊富な魚介類が生息している奄美群島の海。貝塚が示すように昔から海との繋がりが深かった島人は、その時に獲れる旬の魚介類を食べてきました。

島人たちに昔から愛されてきた海の幸をもっと知って食べてもらうために開催されているグルメイベントが『島ぃゆグルメフェスタ』です。

2022年にスタートし、今年はさらにパワーアップして、喜界島・奄美大島・徳之島・沖永良部島・与論島の5島の飲食店、計37店舗が参加しています。

開催期間は7月21日(金)から9月30日(日)までの約2か月間。参加店舗37店舗が、それぞれ趣向を凝らしたグルメメニューを創作・提供します。

イベント名にもなっている「島ぃゆ」とは?


イベント名に含まれている「島ぃゆ」という耳慣れない言葉。小さい「ぃ」が入っていて字面的にはかわいい雰囲気ですが、そもそもどういう意味なのか、いったいどうやって発音するのか、不思議に思われる方が多いかと思います。

「ぃゆ」とは、奄美の言葉で「魚」のこと。

「ぃゆ味噌」「ぃゆ汁」など、奄美の家庭の食卓では島魚で作った定番料理が多く登場します。発音としては「ぃ」はかなり小さく発音し、「ゆ」の方にアクセントを置いて発音します。集落によっては「ぃゆ」ではなく「ゆん」と言ったりすることも。

島人達には馴染み深い言葉ではあるけれど、観光客にとっては不思議な響きを持つ「ぃゆ」。『島ぃゆグルメフェスタ』は、そんな「ぃゆ」をイベント名に盛り込むことで、島の水産物を味わってもらうことはもちろんのこと、島口という方言の存在や文化を知る機会づくり、島人と観光客がコミュニケーションを図るきっかけになってほしいという様々な想いが込められています。

イベントのロゴにもこだわりがあり、実は3つの言葉が隠れています。皆さん、分かるでしょうか・・・?ロゴ上部には、「ぃ」と「ゆ」と「魚」という文字が含まれているんです!

真ん中の赤い魚は、奄美では「赤ウルメ」と呼ばれているタカサゴ(グルクン)をモチーフにしています。その下の「島ぃゆ」「グルメ」「フェスタ」にも、よく見ると魚や海を思わせる仕掛けが隠れているというこだわりのロゴは、奄美大島在住のクリエイター重 尚樹さんが手がけました。

海鮮丼だけじゃない!趣向を凝らしたメニューが楽しい

奄美群島の飲食店37店舗が参加している『島ぃゆグルメフェスタ』は、それぞれの店舗が奄美群島産の水産物のみを使用した魚介料理を創作・提供していますが、一口に魚介料理と言っても、そのメニューはバラエティに富んでいます。

海鮮丼やお造り、煮魚、焼き魚はもちろん、パンやカレー、アヒージョやハンバーガー、つけあげ(さつま揚げ)やすき焼きなど、大人から子供まで楽しんでいただけるメニューが揃っています。中にはこのイベント開催中しか味わえない、特別なメニューもあります。

今回の記事では、独自のアレンジが光る島ぃゆグルメの中から1店舗ピックアップし、実食レポートでご紹介します。

絶景カフェで味わうお魚入りのカレーパン

ご紹介するのは、あやまる岬観光公園内にあるMISHORAN CAFE(みしょらんカフェ)で提供している「島ぃゆカレーパン」です。

奄美大島北部のあやまる岬観光公園内にある「MISHORAN CAFE」は、海が一望できる絶景カフェとして人気のお店です。飲食だけでなく、奄美群島の珍しいお土産を販売しており、連日多くの観光客が訪れます。

島ぃゆグルメ「島ぃゆカレーパン」が食べられるのは、奄美群島のなかでここだけ。一日の提供数が限られているため、早い時間に売り切れてしまうことも。

ワクワクしながら待つこと約15分。

運ばれてきた「島ぃゆカレーパン」は、ほんのり焦げ目がついていて、見るからにサクサクしていそうな、手のひらサイズのパンです。今回はオススメのドリンク2種「花螺李(がらり)すももジュース」「島ハニーラテ」と一緒に味わいます。

サクサクのカレーパンを割ってみると、中には具がゴロゴロ!

奄美近海で獲れたシビ(キハダマグロ)の身をミンチにしているとのことですが、カレー味が魚特有の匂いをほどよく消していて、旨味だけが残っている感じ。魚嫌いのお子様でもおいしく食べてもらえそうです!

カレー味といっても辛さはほとんど無いので、辛いものが苦手な方にもおすすめ。また、カレーパンというとこんがり揚げてあるパンをイメージすると思いますが、こちらはノンフライで焼いているので、とってもヘルシーに味わうことができます。

お値段も1個400円とリーズナブル。手を汚さずに片手で食べることができますので、テイクアウトにもぴったりです。こちらは『島ぃゆグルメフェスタ』開催期間だけの限定メニューなので、ぜひ開催期間中に味わってみてくださいね。

今回ご紹介した「MISHORAN CAFE」以外にも、店舗ならではの趣向を凝らした魅力的な島ぃゆグルメがたくさんありますので、一部ご紹介させていただきます。

AMAMI BEER HALLの「島シーフードカレー」

有楽 縁の「サクサクもずくと海ぶどうの天ぷら」

纏(まとい)の「夜光貝のガーリックバター炒め」

日本酒と肴 みや川の「シビのカツレツ」

などなど。今回ご紹介できなかった店舗でも、新鮮で美味しい奄美群島の魚介類を使ったメニューを提供しています。

『島ぃゆグルメフェスタ』の提供店舗は、こののぼりが目印です。(店舗によってはのぼりを掲げていない場合もあります)

また、今年は「島ぃゆグルメマップ」という、奄美群島の主要観光スポットと、参加店舗の一覧や位置情報が一目で分かるお役立ちマップを、空港やレンタカー、主要観光スポットにて配布しています。このマップがあれば、観光スポットを巡りながら、近くの島ぃゆグルメフェスタ参加店をカンタンに探すことができます。

奄美を巡りながらのぼりを見かけたり、マップを手にした際にはぜひ「島ぃゆグルメ」を試してみてくださいね。次回は、定番の海鮮丼や定食などが食べられる『島ぃゆグルメフェスタ』参加店をご紹介します!

■イベント詳細は公式ページをご確認ください
https://www.shimaiyu-gourmet.com/

 

㈱しーま 編集部ライター nanarl

投稿者の記事一覧

奄美の自然に魅了され、野鳥好き外国人夫と息子の3人家族で神奈川県から2020年にIターン。
小学生の好奇心旺盛な息子が、伸び伸びと育っていける環境の良さも奄美の魅力。
シマ生活にも慣れてきて、車であちこち回るのが楽しい。島野菜やフルーツの美味しさに日々感動。

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