自然

夜の森に幻想的な光 奄美大島、シイノトモシビダケ出現

スダジイなどが茂る鹿児島県龍郷町(奄美大島)の奄美自然観察の森で、光るキノコの一種「シイノトモシビダケ」が姿を見せ始めた。森の闇にほのかな緑色の光を放ち、幻想的な世界が広がっている。同地では6月ごろまで観察できる。

シイノトモシビダケは朽ちたシイの木の根元や幹などに生え、柄の長さは約2~3センチ、釣り鐘状のかさも2センチほどしか成長しない。夜になると、かさと柄の全体が発光する。

今年は3月下旬ごろの雨と気温の上昇で、例年より約半月早い今月1日に初めて確認。自然観察指導員の川畑力さん(41)は「環境に負担を掛けないよう、注意して観察してほしい」と話している。

南海日日新聞〔写真〕緑色の光を放つシイノトモシビダケ=4日、龍郷町


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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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