自然

ウミヘビ、上陸 龍郷町・安木屋場漁港=マダラウミヘビがキョロキョロ、ニョロニョロ

海はどっちかな―。1月15日午前1時ごろ、奄美大島・龍郷町の安木屋場(あんきゃば)漁港で地面をはい回るマダラウミヘビが目撃された。岸壁から20メートルほど離れた場所で迷子のようにキョロキョロ、ニョロニョロしていたが、しばらくすると海へ向かい、無事に姿を消した。

南海日日新聞【写真】地面をはい回るマダラウミヘビ=15日午前1時ごろ、龍郷町の安木屋場漁港

マダラウミヘビを撮影したのは奄美市名瀬の30代夫婦。幼い娘を寝かしつけるためにドライブ中、立ち寄った漁港で遭遇した。1・2メートルほどの長い体にウミヘビらしいしま模様と平たい尾。車道の方にばかり向かう様子が気になり、海へ戻るまで1時間近く見守った。

マダラウミヘビは主に南西諸島に生息。普段は海中や波打ち際の岩場にいるが、まれに陸地へ上がる。強い神経毒を持つため注意が必要だ。

思いがけないウミヘビとの遭遇に、妻は「夜釣り中に足元にいたらと思うとゾッとする」と驚きながらも「新年早々ヘビに遭って金運は良いかも」と、予想外の幸運にも期待している。

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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