グルメ

地元の人も旅人も大好きになる森夫婦が営むカレー屋さん、ノマド(NOMAD)

うがみんしょーらん!ライターのとらおです。

名瀬商店街にあるアジアっぽいレトロな雰囲気漂うカレー屋さん、ノマド(NOMAD)。

シンガーソングライターでもある森拓斗(たくと)さんと妻の望(のぞみ)さんが夫婦で切盛りされています。かわいらしいお子さんがお手伝いしている時もあり、優しくアットホームな雰囲気の素敵なお店です。

カレーだけでなく、パンやスムージーなども美味しいノマド。
今回はずーっと長居したくなるノマドの魅力についてご紹介します!

人が集まるノマドの魅力とは?始まりは森夫婦の出会いから

拓斗さんは奄美大島の出身で、地元のラジオ奄美FMを流すと必ずその歌声を耳にするほど、地元で愛されている歌手の一人です。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

拓斗さんと望さんの出会いは、各地を旅行している際にオーストラリアで知り合う、というまるで映画のようなストーリー。そして、今では結婚され拓斗さんの地元奄美大島でお子さんと一緒に家族で島暮らしを楽しんでいます。

元々飲食店で働いていた望さんは、「いつか旅先で出会った美味しいカレーや飲み物を再現したお店をやりたい!」と考えていたそうです。子育てが少し落ち着いたタイミングで、念願だったノマドをオープンします。

夢を実現させるって、かっこいいですね!

お店の名前の由来ノマド(NOMAD)は、英語で「遊牧民」という意味。海外を旅して出会った2人にはぴったりな名前に感じます。

店内は拓斗さんがDIYした机や棚などをメインに、2人の好みのインテリアやお客さんからいただいた物を並べ、アジアっぽい異国情緒が漂うほっこりする雰囲気。

2人でプロデュースした、こだわりの感じられる店内ですよ。

ノマドの味や雰囲気を愛する常連客でいつも賑わっていますが、特に拓斗さんの同級生は頻繁に訪れてくれるそうで、ワイワイと食事やおしゃべりを楽しんでいます。

森夫婦以外にも大切な場所になっているなんて素敵ですね。

その居心地の良さや美味しいご飯の評判が伝わって、地元の人だけでなく観光客の方も多く来店され、ノマドのファンはどんどん広がっています。

オーガニックなカレーや、ここでしか味わえない充実したドリンクメニュー

ノマドのカレーはインドやネパールで味わったカレーを、日本人の口にも合うようにアレンジしました。

原材料にもこだわり、小麦粉不使用で、オーガニックスパイスを使ったおいしく健康にも良いカレーを目指しています。

カレーメニューはオリジナルチキンカレーと日替わりカレーがメイン。
この2つを同時に楽しめる2種盛りカレーが特におすすめです。

カレー2種類にピクルス、黒米、そして自家製の麻炭を練りこんだパンと盛りだくさんの一皿。

麻炭を練ったパンなんて聞き慣れませんが、デトックス効果が期待できるそうですよ!
また、ライスに含まれている黒米は、龍郷町秋名の黒米を使うこともあるようです。

拓斗さんと望さんのどちらがカレーを作るかは日によって違うため、それぞれのオリジナリティーが楽しめる味にもなっているとか。
何回かリピートしながら、その違いを楽しむのも面白そうですね。

旬の果実を使ったスムージーは特におすすめ!

ノマドではコーヒーやラテ、フラッペなどのドリンクメニューも充実しています。

特におすすめなのが季節のスムージー!
今回はパッションフルーツのスムージーでした。旬の果物を使ったスムージーは甘くてとても美味しかったです。

自然の甘さが口の中に広がり、種も細かく砕いてあって、ボリュームたっぷりで飲み物というよりは果物を食べている感覚で、また飲みに行きたいクオリティーの高さ!

また、チャイティーフラッペも頂きました。
カレーの後には甘くてスッキリするチャイやコーヒーもおすすめですよ。

今後もノマドの活動から目が離せない!

森夫婦はバイタリティーにあふれていて、畑やゲストハウスもやっています。
たまに畑で取れた野菜をカレーに利用するときもありますが、まだまだ生産量は足りないようです。今後、自家栽培の野菜だけを使用したカレーを食べられる日が来るかもしれませんね。

また、新しい試みとしてキッチンカーを利用した移動販売を行っています。
昨今は新型コロナウイルスのためイベント等が減り、その機会は減ってきていましたが、少しずつ活動を広げています。

島内でオレンジ色のワゴンを見かけたら、それはノマドのキッチンカーかもかもしれません。ぜひ、見かけたらおいしいカレーを食べてみてくださいね!


㈱しーま 編集部ライター とらお

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奄美出身の夫と鹿児島出身の妻、令和生まれの息子、猫のとらおと4人暮らし。息子ととらおの可愛さに癒されつつ、日々成長していく姿を見守る日々。外の世界に興味津々な息子ととらおに奄美大島の魅力を伝えられるように、親しみやすい記事を執筆できるライターを目指しています。

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