五輪や世界選手権に出場したトップアスリートから直接指導を受ける「JALアスリートアカデミーin奄美」(日本エアコミューター、日本航空共催)が11月18日、鹿児島県奄美市の名瀬運動公園陸上競技場で始まった。19日までの2日間で、子どもから大人まで約170人が参加予定。日本航空(JAL)所属の陸上選手4人を講師に、スポーツの楽しさや競技上達のこつなどを学んでいる。
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JALアスリート社員が全国各地を巡り、子どもたちにスポーツの楽しさや競技の魅力などを伝える社会貢献活動の一環で、奄美大島での開催は昨年に続き2度目。
今回は土井杏南選手(短距離走)、山本凌雅選手(三段跳び)、髙良彩花選手(走り幅跳び)、鈴木雄大選手(パラ短距離走・走り幅跳び)の4人が来島した。
18日の午前中は小学生125人が教室に参加した。子どもたちはまず、各選手のデモンストレーションを間近で見学。土井選手、鈴木選手とは数人が短距離走で競争して、その速さを体感した。その後は「走る」「跳ぶ」の2グループに分かれ、選手たちから動作のこつを学んだ。
デモンストレーションで子どもたちの後方からスタートした鈴木選手を相手に、唯一ゴールまで逃げ切った奄美市の小学5年女児は「腕の振り方や足の上げ方など細かいところまで教えてもらって、これからもっと速くなれそう。また来年も参加して鈴木選手ともう一回走ってみたい」と笑顔で話した。
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「チームJAL」の主将を務める山本選手は「奄美は能力の高い子が多いと思うし、教えがいがある。島というだけでハンディキャップもあると思うが、気候的には他の地域より運動がしやすく恵まれた環境にあると思うので、そこを生かして、いろんなスポーツにチャレンジしてほしい。楽しむことを忘れず頑張ってもらいたい」と語った。
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