ゆいの里あまぎ漁業集落(廣田鉄也代表、構成員65人)主催の「お魚祭り」が9日、鹿児島県徳之島天城町のとくのしま漁業協同組合天城支所であった。
水揚げされたばかりの地魚が豊富に並び、大勢の買い物客でにぎわった。
漁業振興や魚食普及を目的に毎年開かれており、今回はお盆を前に住民へ魚を購入する機会を設けようと企画された。7,8の両日に水揚げされたアカマツ(ハマダイ)やホタ(アオダイ)、オオヒメダイなど約150キロの鮮魚が並んだ。予定より約30分早い午前8時半すぎから販売を始め、新鮮な海の幸を求める地域住民らが行列を作った。
廣田代表(58)は「お魚祭りでは市場を通さないため、小売店などと比べ安価で魚を提供している。さばく前の魚に触れることで漁業に興味を持っていただくとともに、近海で取れた鮮魚を家庭でおいしく食べてほしい」と話した。
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