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おいしく飲もう、徳之島産コーヒー 伊仙町=住民が収穫・焙煎体験

徳之島の伊仙町きゅらまち観光課が主催する体験活動「コーヒーの木一本まるごと体感」が2月12日、同町伊仙の宮出珈琲農園であった。町内などから15人が参加。実の収穫や焙煎(ばいせん)などを体験して1杯のコーヒーを楽しむまでの工程や、おいしく飲むためのポイントなどを学んだ。

南海日日新聞【写真】コーヒーの収穫について説明する宮出さん(右)=12日、伊仙町の農園

 同イベントはさまざまな体験活動を通して徳之島の自然の価値や魅力を学び、環境保全の意識醸成を図る狙いで開催。同町と徳之島町の農園で約2千本のコーヒーの木を育てている宮出博史さん(46)が講師を務めた。

 宮出さんは大阪府出身。コーヒーの卸売業やカフェ経営などを経て2007年から徳之島でコーヒー栽培を始めた。伊仙町の農園では、ブラジル系品種のイエローブルボン約120本を育てている。

 宮出さんは、コーヒーの花は5月後半に咲き、実は12月から4月にかけて収穫すること、今年は裏年で実の収穫は昨年の10分の1程度の50キロ程度になりそうなことなどを紹介。参加者らは黄色く色づいた実を一粒ずつ丁寧に収穫した。

 参加者は収穫した実を果肉と豆に分けたり、あらかじめ用意したコーヒー豆を焙煎したりする作業も体験。豆の品質だけでなく、飲むまでの各工程で味が変わるコーヒーの奥深さについて学んだ。さらにコーヒーの葉をお茶のように煎じて作った飲み物の試飲も楽しんだ。

コーヒー好きの友人に誘われて参加したという田部奈津実さん(31)=同町犬田布=は「実を収穫したのは初めて。想像よりも軟らかかった。普段何気なく飲んでいるコーヒーだが、飲むまでにこんなに手間がかかっていることに驚いた。伊仙産のコーヒーはどんな味がするのか興味がある」と話した。

 宮出さんは「徳之島は台風や雨の影響もあるので栽培は大変だが、それでも国産コーヒーに対する期待は大きい」と話し、「まずは地元の人に地元で作っているコーヒーのことを知ってもらいたい」と笑顔を見せた。

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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