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コクトくん年始から躍動! 奄美市公式キャラクター、今年の干支「飛躍の年に」

奄美市の公式キャラクター「コクトくん」が、年始から躍動している。コクトくんはアマミノクロウサギの「妖精」で今年の干支(えと)。友達のロビンちゃんと一緒に、年始の各種行事に精力的に参加し、市民から写真撮影を求められる機会も増えている。4月には市公式キャラクターとなって10年の節目を迎えるコクトくん。ウサギらしく”飛躍の年”にしようと張り切っている。

南海日日新聞【写真】紬美人と一緒に本場奄美大島紬をPRしたコクトくん(左)とロビンちゃん=5日、鹿児島県奄美市名瀬

 

コクトくんの名前の由来は「黒兎(こくと)」と「黒糖(こくとう)」からきている。市企画調整課によると、性格は「基本的にぼんやりとしているが、自然保護などに関しては厳しい一面もある」という。

コクトくんとロビンちゃんは1月3日の「笠利地区二十歳のつどい」が今年の初仕事。5日の「紬の日のつどい」には法被を着て参加し、本場奄美大島紬の魅力をアピールした。

コクトくんは今月中旬まで市役所2階ロビーで来庁者を出迎えており、記念撮影もできるという。11日は奄美空港での「JAL伊丹―奄美便就航50周年セレモニー」にも参加予定。

市民との交流機会の増加を喜ぶ半面、昨年、アマミノクロウサギの交通事故死が過去最多を更新したことについて、危機感をつのらせているコクトくん。

同課を通じて「今年はぼくの年、ウサギ年。そして奄美群島日本復帰70周年。奄美大島が盛り上がることを期待しつつ、野生動植物の保護を呼び掛けながら、さらに観光地や特産品のアピールをがんばりたいのだ」とのコメントを寄せた。

 

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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