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大島ナイン、聖地へ出発 奄美空港=航空3社が激励会

第94回選抜高校野球大会(18日開幕、阪神甲子園球場)に出場する鹿児島県奄美市名瀬の県立大島高校野球部の選手と引率教諭ら40人が9日、甲子園に向けて出発した。同市笠利町の奄美空港で激励会が行われ、武田涼雅主将は「島の人たちへの感謝の気持ちを忘れず、思い切ってエンジョイング・ベースボールをしてきます」と決意を述べた。大島高は大会5日目の22日、明秀日立(茨城)と対戦する。

激励会は選抜大会での健闘を祈念しようと、同空港に乗り入れている日本航空、スカイマーク、ピーチ・アビエーションの航空3社が企画。各社の代表者は「日ごろの練習成果を出し尽くす試合ができるよう、奄美から応援する」「甲子園でもスットゴレ打線を披露してくれると期待している」「甲子園で試合を楽しんできて」とエールを送った。

塗木哲哉監督は「皆さんの温かい言葉や保護者の見守りなど、これだけの支えがある中で甲子園球場で野球ができる喜びにわくわくしている。夢中になって野球をしているわれわれの姿を見て、皆さんがわくわくしてくれたらうれしい。甲子園で頑張ってくる」と話した。

大野稼頭央投手は「甲子園に行く実感が湧いてきた。多くの応援に感謝している。(初戦は)接戦になると思うが、自分たちらしい野球をして勝ち切りたい」と語った。

搭乗前にはJALグループ職員が制作したミサンガやメッセージカードを手渡し、一般の空港利用者が記したメッセージボードも贈った。駐機場ではJAL職員が横断幕を掲げ、手を振りながら出発を見送った。

同校野球部は10~16日に兵庫県内を中心に関西の高校と練習試合を行い、17~21日は本番に備え調整する。

南海日日新聞〔写真〕選抜大会の激励会で、力強く決意を述べる大島高校野球部の武田主将=9日、奄美空港

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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