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「徳之島」でしか買えないご当地キティ

みなさん、こんにちは!
あまみじかんライター・徳之島のチアキです。

2023年3月11日に、MBCラジオ「あまみじかん」の「教えて!あまみんちゅ」のコーナーでも取り上げられた、徳之島・伊仙町のご当地キティを紹介します。
https://amami-time.com/cat_topic/cat_hito/9478/

伊仙町ご当地キティとは

徳之島町・天城町・伊仙町の3町で構成されている徳之島。その南西部に位置する伊仙町で、サンリオの代名詞でもある「ハローキティ」と、そのハローキティと肩を並べる人気キャラクター「マイメロディ」とのコラボレーションが実現しました。

どんな商品があるの?

商品は、手のひらサイズのボールチェーン付きぬいぐるみ(写真:左)と、お守り付きストラップ(写真:右)の2種類です。どちらの商品も、ハローキティまたはマイメロディのいずれかから選ぶことができます。

・ボールチェーン付きぬいぐるみ
ウサギの着ぐるみをかぶっていながらも、リボンや耳がぴょこんと飛び出しているところが、こだわりのポイント。なぜウサギの着ぐるみなのかは、のちほどご紹介しますね。
そして通常、ウサギには肉球はありませんが、マイメロディの隠れた特徴のひとつとして付いている肉球もしっかりと再現されています。また生地はしっとりとしていて、ついつい触っていたくなる手ざわりです。

・お守り付きストラップ
伊仙町はこれまでに日本一の出生率を記録し、世界一のご長寿も輩出したことから、長寿・子宝のまちと言われています。
お守りは、このご利益にあやかった「長寿祈願(健康・長寿)」と「子宝祈願(健康・子宝)」の2種類で、すべての方が元気で長く活躍していただけるように、という願いが込められています。町内のパワースポットでもある義名山神社で祈祷されているため、ますますご利益がありそうです。

▼商品詳細
・ボールチェーン付きぬいぐるみ(縦9cm×横7cm) 1,320円(税込)
・お守り付きストラップ(縦5.5cm×横3.7cm) 550円(税込)

隠れ役者にも注目

今回、キティちゃんとマイメロが扮した着ぐるみは、伊仙町商工会のマスコットキャラクターの「いせんじい」です。

いせんじいは、徳之島に生息している国指定特別天然記念物・アマミノクロウサギがモチーフになっています。ちょこんと短い耳、すこーしだけ短足、穴掘り名人との異名を持つとおりのするどい爪…これらはすべてアマミノクロウサギの特徴です。

無表情で仁王立ち、ぬっとたたずむいせんじい。一見すると“ゆるキャラ”とはすこしちがって飾り気がないようにも見えます。しかし、その姿をよくよく眺めていると、意外にもクセになる表情をしていることにだんだん気づくはず…。

そして真っ黒のからだをしていますが、ワンポイントはしっぽ。奄美地域の海岸に群生している、黄色いユウナ(別名オオハマボウ)の花がちょこんとついています。

ボールチェーンマスコットのおしりにも、しっかりと黄色いユウナの花がついているので、ぜひ注目してみてください。

ご当地キティをきっかけに

伊仙町商工会は、オリジナルキャラクターの誕生からご当地キティの販売のほか、スタンプ会員証やスタンプシール、商品券などのデザインも刷新するなど、新たな挑戦を続けています。これらの挑戦は会員の事業意欲向上や、若い世代の取り込みによる販路開拓など、新たな地域活性化に対応するための取り組みです。

伊仙町商工会は昭和38年に発足しましたが、これまでの歴史を尊重しながら、既存の手法を受け継ぎつつ、現代の会員に加えて新しい層も取り込めるような工夫を凝らしています。

こうした動きにより、商工会員や内部で新たなことが次々と始まる機運を生み出しており、伊仙町全体も活気に満ちてきています。

伊仙町・ご当地キティはどこで手に入る?

伊仙町商工会の会員店舗でのみ販売しているようです。2023年6月現在で、1,200個ほど販売したそうですが、在庫はまだまだ用意しているとのことです。

旅行に行ってじっくりと吟味して購入したお土産が、実はネットや百貨店で既に販売されていた、、、というようなことは、よくありますよね。伊仙町ご当地キティについてはそんなことはなく、正真正銘、伊仙町でしか買えない特別感のあるグッズです!

伊仙町に来たしるしに、伊仙町のお土産として、伊仙町内の商店をめぐりながら手に取ってみてはいかがでしょうか?

おぼらだれん!(徳之島の方言で「ありがとう」)

▼販売店舗一覧
伊仙町商工会のウェブサイトに掲載されています。コチラから確認してみてください。

サタトマーシュ・チアキ

投稿者の記事一覧

大阪うまれ・京都そだちの元JICA海外協力隊。

2022年6月に徳之島2世であるパートナーとともに、徳之島へ移住してきました。もともと名前さえも知らなかった徳之島と、以前滞在していた西アフリカ・セネガルのあいだに共通点があれこれ見つかり、驚く日々。お酒のなかで、唯一苦手だった焼酎に挑戦して無事克服。今では黒糖焼酎を好んで嗜んでいます。

現在、徳之島と愛媛の二拠点生活中。

■Instagram:https://www.instagram.com/sata.et.maashu//

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