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島々の魅力、東京で発信 ANAグループが奄美フェア

ANAグループが東京の世田谷区に開設したアンテナショップ「TOCHI―DOCHI(トチドチ)」で、鹿児島県奄美群島フェアが開催されている。店内には群島内の100を超える品々を陳列。今が旬のタンカンは同グループのピーチ便を活用して空輸し、鮮度の良さが好評を得ている。3月末まで。

アンテナショップは、ANAグループが日本全国の名産品を通じて地域の魅力を発信することを目的に2月初旬にプレオープン。期間を定めて特集エリアが変わる。「奄美群島フェア」は同月10日から開催。群島内から取り寄せた100品を超える品々が店内に並ぶ。

旬のタンカンは、陳列開始後、すぐに完売するほどの人気商品。大島紬を使ったアクセサリーなどの工芸品や黒糖とその加工品、きび酢などの加工食品にも注目が集まった。

アンテナショップのスクリーンには、島々の映像を投影し来店者に奄美への旅気分を味わってもらう工夫も。接客担当の市間豪さん(34)は「奄美に足を運び、生産者の声に耳を傾けた。私が魅了された人々との出会いや美しい自然を店内で表現するためスタッフと協議を重ねた」と思いを語った。

大田区から来店した天野理恵さんは、きび酢を手に「奄美伝統の発酵調味料に興味を持った。黒糖の品質についても丁寧な説明を受け好感を持った」と笑顔で語していた。

同店は12~13日に「いもーれ!おうちで奄美TRIP」と題したオンラインツアーも計画。店内で販売している群島内の商品について、生産者らが出演して魅力を紹介する。

南海日日新聞〔写真〕奄美群島フェアを開催しているANAグループのアンテナショップ=2月17日、東京・世田谷区

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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