鹿児島県奄美大島でヒカンザクラが満開期を迎えた。龍郷町大勝では、集落裏の山の中腹から頂上にかけ、約500メートルの桜の一本道が出現。斜面を染め上げ、濃いピンク色の滝のような景色をつくっている。
桜並木は地域の壮年団が植樹し、管理している。大勝から奄美市名瀬を結ぶ本茶峠でも桜並木が見頃となり、多くの家族連れが桜の下で弁当を広げたり、写真に収めたりするなどして春を満喫している。
4日、家族ら3人で桜を愛でながらお茶を楽しんでいた奄美市名瀬の女性(97)は「あんまりきれいでぼうっとして。外でおやつを食べるのは何とも言えない楽しさ」と笑顔を見せた。
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