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陸上からクジラウオッチング 知名町公民館で2頭撮影

沖永良部島にザトウクジラ

南海日日新聞〔写真〕尾びれを海面に出す2頭のザトウクジラ=22日、知名町知名の沖合(前利潔さん撮影)

南海日日新聞〔写真〕尾びれを海面に出す2頭のザトウクジラ=22日、知名町知名の沖合(前利潔さん撮影)

1月に入り、鹿児島県の沖永良部島沖合を回遊するクジラが島内で頻繁に確認されている。22日は知名町中央公民館の前利潔館長が、同公民館の窓から見渡せる海面で2頭のザトウクジラを見つけ、撮影に成功した。

同日は午前9時すぎから30分ほど姿を見せた。陸から200~300メートルほど沖合で、2頭はしばらく背中や尾びれを海面に出したり、潮吹きをしたりしたという。

同公民館の沖合は主に1~2月にかけてクジラの目撃例が増える。近くには「クジラが見える学校」として知られる知名小学校やホテルなどがあり、児童や観光客もクジラを見ることがある。

ザトウクジラは冬場、繁殖や子育てのため奄美や沖縄海域に現れるとされる。前利さんは「22日は陸から比較的近い位置で見えたのでカメラを構えた。今年は気付いただけで少なくとも3回は公民館沖に現れた。また見られるかもね」と話していた。
 


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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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