自然

サシバ飛来、秋告げる 奄美大島=優雅に舞い、激しい空中戦も

10月8日は二十四節気の「寒露」。秋が深まり、草花に朝露が宿り出すころとされる。奄美では渡り鳥のサシバが飛来し、優雅に大空を舞っている。奄美大島の海岸近くでは、2羽のサシバが鳴き交わし、激しい空中戦を繰り広げていた。

タカの仲間で体長約50センチ。「ピックイー」と甲高い鳴き声を響かせる。環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類。奄美群島には越冬のため本土などから飛来し、さらに南下していく姿も見られる。

NPO法人奄美野鳥の会によると、飛来したサシバは餌場をめぐって争うことがある。高美喜男理事(71)は「豊かな環境が残る奄美はいい越冬地。サシバにとって大事な場所だ」と話した。

南海日日新聞【写真】激しく争う2羽のサシバ=7日、奄美大島

 

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

■南海日日新聞:http://www.nankainn.com/

■Instagram:https://www.instagram.com/amami_news/

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