自然

ホウオウボクが満開 沖永良部島=知名町久志検の民家、青空に紅緋色映える

鹿児島県沖永良部島・知名町久志検の民家の庭でホウオウボクの花が見頃を迎えている。管理する同集落の下田チヨ子さん(77)は「17~18年前に兄が友人から苗をもらって植えたそうだが、こんなに咲いたのは初めて」と話している。

マメ科の落葉高木で世界の3大花木の一つ。樹形は樹冠が傘状に広がり、花は鮮やかな紅緋(べにひ)色、実は長さ約50センチの大きなさやとなる。下田さんによると、特に手入れはしていないが、高さ7メートルほどまで成長。花はまだ蕾(つぼみ)があるので、しばらく楽しめそうだという。

ホウオウボクがある場所は集落の戦死者慰霊碑から約200メートル山手に進んだ下田さんの実家の敷地内で、下田さんは「見たい人は勝手に入ってぜひ見てほしい」と呼び掛けている。

植樹後、最も花が咲いたホウオウボク=13日、知名町久志検

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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