鹿児島県徳之島の伊仙町検福の池に、成鳥間近のオオハクチョウ2羽が飛来した。1月31日、近くの住民が発見。水面を泳いだり、餌を食べたりしながら羽を休めている。
オオハクチョウはアイスランドからロシアのカムチャツカ半島にかけて繁殖し、東アジアでは中国や韓国、日本で冬を越す。
奄美野鳥の会の鳥飼久裕会長(60)によると、国内では北陸地方や東北地方で越冬するが、奄美群島まで南下するケースもある。2015年1月に喜界島、16年11月には奄美大島でそれぞれ幼鳥1羽、今年に入り1月2日に奄美大島、同7日に沖永良部島で成鳥2羽が目撃されているという。
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