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訪問客はシラサギ 和泊町、陽光浴びてさらに白く

よく晴れたある日の昼下がり、鹿児島県沖永良部島の和泊町研修センターに珍客が訪れた。細長く伸びた足、日光を浴びて真っ白に光る姿はシラサギだった。職員が撮影のために近づいても慌てることはなく、まるで壁の掲示物を眺めているようだ。

同センターによると、これまでも野鳥の訪問はあったが、こんな大きなサイズは初めて。慌てて外に逃げようと窓に激突する野鳥もいたため、職員は脅かさないよう少しずつ距離を詰めた。シラサギはゆっくりと窓へ歩を進めて外に出ると、落ち着いた様子で日なたぼっこを始めたという。

「いつか子どもたちの研修中にまた来館してほしい」と職員。同センターの平山和仁所長は「施設の温かい雰囲気に安心し、つい長居してくれたのかな」と喜んでいた。

南海日日新聞〔写真〕和泊町研修センターを訪れたシラサギ

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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