鹿児島県の奄美市通り会連合会(指宿俊彦会長)主催の第23回「商店街夏祭り」が10日、同市名瀬の中心商店街であった。歩行者天国となった4通りには多くの飲食ブースや体験コーナー、特設ステージが設けられ、大勢の市民や帰省客、観光客らが訪れ、夏の思い出をつくった。
地域に身近な商店街をアピールし、盛り上げようと夏と秋に開かれる恒例のイベント。今年も天候に恵まれ、飲み物やかき氷などを片手に祭りを楽しむ人であふれた。
ステージは島唄教室「あやまる会」の島唄で開幕。ダンスグループや新極真空手、エレクトーンの演奏など多彩なパフォーマンスで会場は盛り上がった。祭りの名物という県立大島高校応援団も登場し、人々は迫力の応援に見入っていた。
海上保安部、陸上自衛隊、警察、消防の車両展示や搭乗体験、制服試着コーナーもあり、子どもたちの人気を集めた。
指宿会長は「皆さんが喜んでくれたらとの思いで開催している。イベントを通して商店街の店舗がどこにあるか知ってほしい」と話した。
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