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東京にいながら「まるごと奄美」体験 武蔵野市のホテル=島の食満喫、大島紬着付けも

東京にいながら奄美の伝統文化を味わうことをコンセプトに掲げた体験型イベント「第2回まるごと奄美」(同実行委員会主催)が7月1、2の両日、東京都武蔵野市のホテルで開かれた。奄美出身者や奄美ファンが大勢訪れ、奄美産の食材を使ったビュッフェスタイルの食事を楽しみながら、島唄や八月踊りなどの伝統芸能を鑑賞。本場奄美大島紬の着付け体験なども通じて島の文化に触れた。

奄美の文化を紹介し、好評を博した「まるごと奄美」=7月1日、東京武蔵野市

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鹿児島県奄美大島の民間事業者が主体となって実行委を組織し、2回目の開催。会場内のメインルームでは、鶏飯をはじめとする奄美大島の郷土料理や黒糖焼酎が振る舞われたほか、平田まりなさんの島唄や大島紬のファッションショー、八月踊りも披露された。

別室では、奄美大島の特産品の即売会も開催された。持ち込んだ織り機による大島紬の生地製作実演もあり、来場者の注目を集めた。

運営委員を務めたリゾート施設「ばしゃ山村」(奄美市笠利町)取締役の奥圭太さんは「開催を望む声に支えられ、無事に2回目を開くことができた。奄美の『そのままの姿』と『島人のまごころ』を届けられたと思う。来場者をはじめ、運営を支えたすべての人に感謝したい」と語った。

埼玉県から訪れた50代女性は「出身者の誘いで来てみたが、おもてなしに感動した。次の旅行は奄美に行きたい。島で八月踊りに参加したい」と満足げに話した。

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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