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「親子ラジオと島唄の記録展」~和泊町歴史民俗資料館で開催中

鹿児島県沖永良部島の和泊町歴史民俗資料館(同町根折)で4月29日から9月30日まで、ミニ企画展「親子ラジオと島唄の記録展」が開催されている。1954年から71年まで知名有線放送所(親子ラジオ)を運営した大村隆二さん(故人)の島唄の採集記録と親子ラジオに関する資料を展示。主催する同館の伊地知裕仁専門員(42)は「島唄は昭和30、40年代に録音した貴重な資料。親子ラジオが島の文化向上に果たした役割も知ってほしい」と話し、来場を呼び掛けている。

展示物は、大村さんの功績や親子ラジオの歴史などを紹介する12枚の説明パネルに加え、島唄を収録している写真や親子ラジオの録音機材など約50点。館内では1971年の正月民謡番組や沖永良部空港開港式典の放送などの音源を聞くこともできる。

資料などを大村さんの親族から託されて保管し、企画展のために提供した山内誠一郎さん(70)=和泊町瀬名=は「島唄を後世に残したいという大村さんの思いがたくさんの人に伝われば」と語った。
同館の開館時間は午前9時から午後5時まで。休館日は水曜日。

南海日日新聞〔写真〕知名有線放送所に関する資料などを展示する「親子ラジオと島唄の記録展」=1日、和泊町

 

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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