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「競技を楽しんで」 おきのえらぶ陸上教室=鶴田、鐡丸両選手が指導

おきのえらぶ陸上教室(沖永良部スポーツクラブELOVE主催)は12月3日、知名町の沖永良部高校グラウンドであった。今年開催された特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」成年女子100メートル準優勝の鶴田玲美さん(南九州ファミリーマート)と同走り高跳び準優勝の鐡丸美由紀さん(鹿児島銀行)が講師として来島。全国トップレベルの技術や競技の魅力を伝えた。

参加者の走り高跳び体験を見守る鐡丸美由紀さん(右)=12月3日、沖永良部高校

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陸上教室は児童生徒の育成や競技力向上を図る目的で昨年度に続き2回目の開催。この日は島内の未就学児~高校生と指導者計62人が参加。短距離と走り高跳びの2グループに分けて約50分で入れ替え、全員が両講師の指導を受けられるようにした。

参加者は各講師から基本のフォームや速く走る、高く跳ぶポイントなどを学んだ後、実際に競技を体験。参加した嶺岡奈和さん(8)=和泊小2年=は「走り高跳びをするのは初めてで少し怖かったが、跳ぶことができた。楽しかった」、白川和磨さん(15)=沖永良部高1年=は「トップ選手をじかに見られる貴重な経験だった。陸上部で短距離を練習しているが、アップの仕方など自分の練習に取り入れていきたいと思った」と話した。

参加者の走り高跳び体験を見守る鐡丸美由紀さん(右)=12月3日、沖永良部高校

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教室後、鶴田さんは「自分の話を一生懸命聞いている姿が印象的だった。一番は競技を楽しんで速くなってほしい」、鐡丸さんは「高跳びに楽しそうに取り組んでもらえたのがうれしかった」と話した。

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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