奄美には、ものづくりの楽しさを伝えようといろんな分野の専門家が集まった「奄美手熟師の会」という集まりがあります。
今年度、最初の講習会が先日開かれました。
奄美手熟師会では、毎年、親子を対象にいろんな講習会を行っています。
子ども手熟師会は7.8年頃からずっとやっているとのこと。
今回は、プロの指導のもと、絵はがき作りを体験します。
えがくのはアダンの実や、月桃の花など、奄美の自然がテーマです。
絵はがき初挑戦。アダンの実を描きます。
まず、はがきの大きさの紙に水彩色鉛筆で絵をかきます。
その上を、水を含ませた筆でなぞると、絵の具で描いたような風合いに仕上がります。
子どもたちも鼻歌を歌いながら楽しそうに挑戦していました。
今までじっくりと観察できなかったアダンの実や月桃の花。島の身近にある自然を感じられるとても貴重な機会となりました。今年は、新型コロナウイルスの影響で、いつもよりスタートが遅れましたが、奄美手熟師会の講習会は、この後も染物や陶芸、昔遊びなど、いろんな講習が予定されています。奄美は、手仕事をお仕事にされている方が多いので、こうした取り組みから、地元のお仕事にも興味を持ってもらえると嬉しいです。