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奄美黒糖焼酎の可能性探る 奄美大島=イタリアのバイヤーが蔵元視察

世界各地の酒類を取り扱うイタリアのバイヤー(買い付け人)4人が11、12の両日、鹿児島県奄美大島を訪れ、奄美黒糖焼酎を視察した。一行は、黒糖焼酎の製造現場や原料となるサトウキビ畑などを視察。黒糖焼酎の魅力やイタリアでの販路拡大の可能性を探った。

サトウキビ刈りの様子を見学するイタリアのバイヤーら=11日、宇検村

一行の訪問は日本貿易振興機構(ジェトロ)が取り組む「産官学連携による日本酒・日本ワイン・焼酎プロモーション事業」の一環。日本産酒類の輸出が伸び悩む欧州をターゲットにバイヤーを招聘(しょうへい)し、日本産酒類への理解度向上を狙う。

バイヤーらは5日に来日。新潟、山梨の酒類関係者を訪問後、鹿児島大学で講義を受講し濱田酒造(いちき串木野市)、田苑酒造(薩摩川内市)の2社を視察。11日に奄美大島入りし、初日は宇検村の奄美大島開運酒造を訪問した。同社では、黒糖焼酎

の仕込みタンクや音楽の振動により熟成を促す「音響熟成」などの設備を見学。常圧、減圧の蒸留方法の違いや使用するサトウキビの種類、圧搾(あっさく)方法や圧搾後のキビかすの活用などについて質問を寄せた。

見学後は同社の黒糖焼酎を試飲。焼酎の味わい深さや香りを称賛し、酒税法の特例通達により奄美群島だけで製造が認められていることにも着目。「将来性に大変興味がある」と前向きな姿勢を示し、輸出販路や商品規格などについて情報を共有した。

イタリア国内の小売店に酒類を卸売りしているアルベルト・ビローロさんは「洋ナシのような華やかな香りの焼酎も魅力的だったが、熟成酒の濃厚なバニラの香りと黒糖の甘い香りは、非常に新鮮だった。新しい可能性を感じた」と語った。

12日は龍郷町の奄美大島酒造を訪問した。

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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