鹿児島県喜界島の観光物産協会(上園田慶太会長)はこのほど、同協会が運営する総合情報サイト「喜界島ナビ」を13年ぶりにリニューアルした。島内の観光スポットや体験アクティビティ、宿泊、飲食店などの情報を充実させ、喜界島の魅力アピールにつなげる。
リニューアルは奄美大島・徳之島の世界自然遺産登録とアフターコロナの奄美群島への来島者増に備えた取り組み。旅行者目線のページ制作で、喜界旅行を検討している人に向けた情報を強化した。スマートフォンやタブレットでの表示にも対応し、閲覧できるように改善した。
喜界島の観光スポットでは、海水浴用や絶景、癒やしの場所のほか、史跡・戦跡など歴史文化を学ぶ地を紹介。島料理コーナーでは、油そうめんやサクナー(ボタンボウフウ)の天ぷらなどの解説、写真に加え、提供飲食店を掲載している。
このほか、ダイビングやシマ(集落)ガイドなどのアクティビティを実施する7事業者の営業時間や料金など基本情報を掲載。島内観光で撮影できる写真の投稿ページや島内イベントカレンダーも常設している。
喜界島ナビのリニューアルを担当した喜界町地域おこし協力隊の谷川理さんは「喜界島の美しい映像や写真を多く使用したことで、来島したことがない人も島をイメージしてもらえるホームページができたと思う。見た人が1人でも多く来島してもらえるとうれしい」と語った。
同協会には現在、協会の非会員から掲載を希望する問い合わせが増えており、新たなコンテンツや新着情報の更新も進めていくという。
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