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白鵬杯、奄美勢が活躍 鎌田君、豊田君は世界王者

白鵬杯、奄美勢が活躍

南海日日新聞〔写真〕表彰式後に横綱白鵬と記念撮影に臨んだ(左から)豊田君、鎌田君と重村君(右)=2日、両国国技館

南海日日新聞〔写真〕表彰式後に横綱白鵬と記念撮影に臨んだ(左から)豊田君、鎌田君と重村君(右)=2日、両国国技館

大相撲の横綱白鵬が主催する少年相撲の国際親善大会「第10回白鵬杯」が2日、東京・両国国技館で開催された。世界13の国と地域から1千人以上の小中学生が参加。奄美勢では鎌田龍愛君(古仁屋小1年)と豊田倫之亮君(亀津小5年)が優勝。重村鴻之介君(古仁屋小5年)が準優勝と活躍した。団体は奄美群島の選抜選手で固めた明生Aチームが8強入りしたほか、個人でも早瀬駿太君(古仁屋4年)が8強、新島伊武起君(龍南中3年)が16強と健闘した。

会場を沸かせたのは、奄美勢同士の組み合わせとなった小学5年生の部の決勝。2分を超す長い取組の末、豊田君が上手投げで重村君に勝利した。豊田君は「昨年2位の雪辱を果たせた。今後も稽古を重ね、得意とする押し相撲を極めたい」と語った。小学1年の部の鎌田君は決勝戦で愛媛県の選手を力強い突き落としで破った。

観戦した佐ノ山親方(元里山)は「活躍できたのは日々の稽古に加え、試合までの過程を大切にしていたから」と奄美勢の活躍をたたえ、「生活態度や考え方が相撲に出る。世界の強豪と戦った今日の経験や感謝の気持ちを忘れずに稽古に励んで」とエールを送った。

横綱白鵬も「奄美は良い指導者に恵まれている。これからも稽古を重ね、人間として最も尊い『徳』を積み重ねてほしい。積み重ねは大きな結果になり夢を実現する力になる」と選手らを激励した。


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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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