鹿児島県奄美市名瀬の県立奄美少年自然の家で21日、正月飾りを作る体験講座があった。家族連れなど108人が参加し、ミニしめ縄とミニ門松作りに挑戦。親子で仲良く新年を迎える準備をした。
初めに職員が正月飾りの風習と由来について解説し、作り方を説明した。門松作りでは、参加者が3本の竹を斜めに切ってテープで固定。畳表を巻いた空き缶に詰めた後、松や持参した造花などで飾り付けて華やかに仕上げた。
手際よく作業を進める親子もいれば、慣れない作業に悪戦苦闘する親子の姿も。子どもたちはのこぎりで竹を切ったり、松をバランスよく飾り付けたりする作業に真剣な表情で取り組んでいた。
母親と共にミニ門松作りに参加した児童は「竹を切るのが難しかった。完成したらお姉ちゃんに見せたい。家の玄関に飾ろうかな」と笑顔。母親は「いい経験ができた。来年は父親と姉も一緒に参加したい」と話した。
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