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特産品販売、島唄でにぎわう 尼崎市・徳之島祭り=4年ぶり開催、移住相談も

鹿児島県徳之島3町が主催する「第10回徳之島祭り」が18、19の両日、兵庫県尼崎市の中央公園で催された。新型コロナウイルスの影響で中止が続いており、4年ぶりの開催。特産品販売のコーナーや飲食ブース、島唄などのステージで徳之島をPRした。

特産品のジャガイモ販売などでPRした徳之島祭り=18日、兵庫県尼崎市

会場は再開を待ち望んでいた関西地区在住の奄美出身者や徳之島ファンらで大盛況。ヤギ汁、黒糖ドーナツなど、島の味を提供する郷土料理コーナーでは、古里の味を求める人が長蛇の列をつくった。

観光コーナーでは3町の職員らがふるさと納税をPRしたほか、移住や空き家対策の相談にも対応。ステージでは島唄や新民謡など多彩なプログラムが展開され、来場者を魅了した。

物産ブースで地場産ジャガイモの「赤土新ばれいしょ春一番」を販売したあまみ農協徳之島事業本部の當絹枝理事(60)は「今年のジャガイモは悪天候の中でも良く育った。対面販売を通じて多くの人とお会いでき、うれしい。料理例を紹介したレシピも好評だった」と手応えを話した。

イベントを共催した一般社団法人徳之島(兵庫県尼崎市)の小林昭弘理事長(70)は「今年は、奄美群島の日本復帰70周年の節目。皆さんの協力で無事に開催出来た事を心から喜びたい」と笑顔で語った。

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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