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喜界島マラソン4年ぶり開催 142人快走、地域交流も

奄美群島日本復帰70周年記念「第9回東経130度喜界島マラソン」(同実行委員会主催)は16日、鹿児島県喜界町の町内を巡るフルマラソンコースであった。島外からの118人を含むランナー142人が参加。出場者や応援者ボランティア、地域住民が一体となり、交流しながら4年ぶりの大会を楽しんだ。

笑顔でスタートを切ったランナー=16日、喜界町の休養村管理センター前

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開会式で隈崎悦男町長は「喜界島の風景、島民との交流を存分に楽しんでください」とあいさつ。午前8時、喜界島観光大使の松井美緒さんの号砲で、ランナーは休養村管理センター前を一斉にスタートした。

この日は晴天に恵まれ、ランナーは額に汗をにじませながらも、景色や空気を味わいながら思い思いのスタイルでゴールを目指した。

沿道では手作りのうちわや太鼓などを持った住民らが応援。「チバリヨー」と声を掛けられ、笑顔で手を振るランナーの姿も見られた。

子どもたちも手作りプレートで応援=16日、喜界町小野津

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米国から一時帰国して参加したという長栄潔さん(42)は「これまでに経験した大会の中でも、喜界島の皆さんの応援が群を抜いて素晴らしく、『島に来てくれてありがとう』と言われてうれしかった。来年は友だちを連れて走りに来ます」と笑顔で語った。

高校生が給水ポイントを担当したり喜界町地域女性団体連絡協議会が鶏飯を振る舞ったり、島全体で200人以上のボランティアが大会をサポートした。

上位入賞者は次の通り。(敬称略)
【男子】①富田繁生(2時間36分02秒)②菊永一人(2時間43分41秒)③椛島賢人(2時間48分53秒)
【女子】①小田有希子(3時間18分00秒)②吉成和香(3時間43分18秒)③森永貴子(4時間27分05秒)

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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■Instagram:https://www.instagram.com/amami_news/

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