山羊もマスク
「メエー(み~んな)。力を合わせてこの難局を乗り越え、笑顔で再会を」。鹿児島県奄美市名瀬の奄美山羊(やぎ)島ホテル入り口の山羊(モニュメント)が21日からマスクを装着し、新型コロナウイルスの感染予防を呼び掛けている。
同ホテルは、新型コロナウイルス感染症対策で19日から来月6日まで臨時休館中。モニュメントの山羊は体高90センチ、全長約80センチ。ホテルに通ずる市道沿いの岩場に立って来訪者を迎える。
マスク装着は、感染予防意識を啓発し、道行く人々を元気づけようとスタッフが提案。青色のアロハにかわいらしい山羊を描いた制服の端切れを利用してマスクを手作りした。
有村修一社長は「今はじっと耐えるとき。この山羊のマスクが色あせる前に外せたら。その際はまた多くの方に訪れてほしい」と話した。
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