鹿児島県奄美市の小学校で4日、給水用のパイプがつまり、中を調べると、ある生き物が出てきました。
(職員)「よいしょ。よいしょ。あ~、出てきた。すごい。ウナギ~」
パイプの中から出てきたのは、体長30センチのウナギです。奄美市の住用小学校では、4日あさ、突然、裏山から学校の池に水を引いているパイプの水が出なくなりました。
職員がパイプを外して中をのぞいてみると、そこには身動きが取れなくなったウナギの姿が。
(久永浩幸校長)「しっぽを引っ張るが、ウナギさんは中に入ろうとして。ゆっくりしっぽを押していったら、10分がかりでようやく出てきてくれた」
ほかの職員とともに10分ほど試行錯誤した末、ようやくウナギを救出。その瞬間、歓声が上がりました。
(久永浩幸校長)「みんなびっくりしたのと、うれしかったのと。助けてあげられたということで。みんな本当に大騒ぎだった」
救出されたウナギは学校の池で育てることに。全校児童17人の小さな小学校に、新たな仲間が加わりました。