今日は、奄美のホエールウォッチングとホエールスイムの話題をお送りします。今の時期、一番遭遇率が高いんですよ。
絶好のウォッチング日和の中、船は小湊港を出港。
この日は、「マリンスポーツ奄美」さんにご協力をいただき、ホエールウォッチングとホエールスイムに同行させていただきました。
沖に出てから30分ほど!早くも1頭目のクジラに遭遇!
遥か沖合に、ブロー、呼吸のため、潮を噴き上げている様子を見ることができました。
さらなるクジラとの出会いを求めて船は、この後、笠利沖などに移動、ウォッチングのお客さんと一緒に水平線に目を凝らします。すると今度は、船の目の前で!
あんなに近くでクジラを見たのは私も初めてで、大興奮しました。クジラたちとの遭遇は続き、この後、4頭の群れや親子のクジラとも出会うことができました。
(マリンスポーツ奄美 才 秀樹さん)「1月から3月まではホエールウォッチング・スイムで、4月から12月はスキューバダイビングやスノーケリングをやっています。今年は多いと思います。今日で19回目の出港で、全部見ることができているので、今までにないぐらい。ロシアの海から出産・子育てのためにこっちに来ていますね。例年だと5月のゴールデンウィークを過ぎたくらいまでは見れるんですけど、ホエールウォッチングとしてお客様を連れて行くには3月いっぱいがギリギリなくらい。去年も1000頭余り見れています。今日みたいに止まっているクジラがいたりすることが増えてきたので、年々、奄美全体的にクジラのお客さんが増えてきていると思います。」
(マリンスポーツ奄美 才 秀樹さん)「冬場のクジラが好きです。10何メートルあるクジラがジャンプしたり、ずっと10メートル無いくらいのところで20分以上止まるところを水面から見れて…普通の人では味わえないことが奄美では味わえます。」
(奄美クジラ・イルカ協会 会長・興 克樹さん)「親子ですね、今年生まれた赤ちゃんと。海底10~15メートルくらいでのんびり休息していて。(Q.今年のクジラの数は?)まだ集計途中ですが、ほぼ例年通りで1000頭ほど。」
今シーズンも、1000頭ほどのクジラがやってきているそうですが、興会長によると、奄美で生まれた島ッチュクジラやイルカもいるそうです。
ウォッチングに来ていたお客さんも、クジラを見に来たんだけど、奄美の海も自然も素晴らしくて、大満足と話しておられました。
人も、そしてクジラもイルカも住みやすい、また戻ってきたい!と思う海を守っていかんばね~と改めて感じました。
絶対また行きたい!と思えるほどの大迫力!大感動でした!新型コロナの影響でキャンセルが続いたりもしているそうですが、自然は変わりなく受け止めてくれます。早く落ち着いて、この感動を一緒に味わっていただきたいと思います。