奄美市の繁華街・屋仁川通りにほど近い場所に、ひっそりと藏をかまえる黒糖焼酎の「富田酒造場」。
1951年に創業、昔ながらの仕込み方法「甕仕込み」という伝統的な製法で黒糖焼酎づくりを行っています。
丁寧に手作業で焼酎をつめているのは、3代目の富田恭弘社長(64)。
富田酒造が製造する黒糖焼酎
今回、世界自然遺産登録を記念し、ふるさと納税の商品依頼を奄美市から受け、富田酒造は新たに黒糖焼酎を作りました。
味のあるラベルの文字は恭弘さんの手書きで、奄美の固有種「ルリカケス」と「アマミノクロウサギ」のイラストを書いたのは、恭弘さんの孫・真吉くん(7)。
ラベルに真吉くんのイラストを使おうと思ったきっかけ
(富田酒造 恭弘社長)「自由な線は子どもにしか描けない」
普段から絵を書くことが大好きな真吉くん
真吉くんは限定焼酎のラベルだけではなく、たんかんを使ったリキュールのラベルも書いているんです!
まる吉って書いてある!!
(真吉くんの母 桃子さん)「真吉が描いたという印。”吉”は縁起もいいのでラベルに」
おじいちゃんやお父さんのお手伝いを小さい頃からしている真吉くん、将来の夢は…?
(真吉くん)「焼酎屋さんとNBA(バスケ)選手!」
今回の仕事のご褒美はなんと!バスケットゴール!
将来は杜氏とNBA選手の二刀流かな!?
家族経営の小さな焼酎蔵ですが、1本1本手作業で瓶詰め、ラベルも一枚一枚手書きというハンドメイドの奄美黒糖焼酎です!奄美でも特別な焼酎なんです!
おじいさんと真吉くんのコラボ焼酎は、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」で「富田酒造場」で検索すると購入ができます。