鹿児島県沖永良部島の皆村農園(和泊町皆川)は毎年この時期、県道一帯の畑にヒマワリを植え、通行人の目を楽しませている。集落内の町道には、同農園の畑沿いなど約500メートルにサルスベリ約500本を植え、花の島をアピールしている。
ヒマワリの植え付けは同農園の皆村正樹代表(41)が担当。今年は約20カ所の畑、面積計約400ヘクタールに、「長く花を楽しめるように」と時期をずらして植えた。花を楽しんでもらった後は緑肥として畑にすき込むという。正樹さんは「SNS(インターネット交流サイト)などでも発信しているので、たくさんの人に楽しんでほしい」と呼び掛けた。
サルスベリは父の博幸さん(68)が60歳を機にこつこつと挿し木で増やしてきた。自身で〝サルスベリ通り〟と名付け、1人で管理。赤やピンク、白、紫など色とりどりの花が9月ごろまで楽しめるという。博幸さんは「花が好きで始めたが、皆さんにも喜んでもらえたらうれしい」と話した。
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