コト

イカ、タコ? 奄美大島=海岸に漂着、ムラサキダコの可能性

鹿児島県奄美大島の瀬戸内町小名瀬に住む田中環さん(72)、千代乃さん(71)夫妻は12日朝、自宅近くの海岸で体長35センチほどの不思議な生き物を発見した。「イカでもないし、タコにしては変」。興味をそそられ、南海日日新聞社へ写真を送った。

「タコ?」「イカだよ」。編集局でも意見が分かれた。これまで多くの新魚種発見に寄与してきた前川水産(鹿児島県奄美市名瀬)の前川隆則代表を通して専門家に尋ねたところ、「ムラサキダコの可能性が高い」。

足の間の被膜が特徴で、海面近くを漂う姿をよく目撃されるという。環さんは「足と膜が一体化していて数えにくかった。これで謎が解けました」と納得。〝イカ派〟の社員は最後まで「本当かなあ」と納得イカない様子だった。

奄美大島の海岸で見つかったムラサキダコとみられる生き物(提供写真)

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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■Instagram:https://www.instagram.com/amami_news/

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