自然

ニシキヘビと勘違い 徳之島=林道に巨大ハブ、全長2メートル

鹿児島県徳之島の林道で23日、巨大なハブが目撃された。写真と動画を撮影した永田映里奈さん(48)=徳之島町亀津=によると、全長は2メートルを大きく超えており「あまりの大きさに最初はニシキヘビではないかと勘違いした。きっと山の主だと思う。出合えてとてもうれしい」と語った。

Iターンで徳之島に移住して20年近くになる永田さんが巨大ハブに遭遇したのは同日の正午過ぎ。家族4人で森の散策をしていた最中に林道脇にあった倒木に悠々と横たわる巨大ハブを発見した。

「頭は大人のこぶし大。何か食べた後だったのか膨らんでいた腹部は直径10センチはあったのではないか」と振り返る永田さん。2~3メートル離れた場所から写真や動画を撮影したが、ハブはその後、そばの立ち木に登って逃げてしまったという。

「木を登る際もバキバキと小枝が折れる音がして迫力満点だった。ハブには何度か遭遇したことがあるが、あれほど巨大で貫禄のあるハブがいたとは」と驚く永田さん。「騒がしくしてしまってハブに申し訳ない。ぜひもう一度出合いたいので、その時まで人間に捕まらずに長生きしてほしい」と願った。

倒木に悠々と横たわる巨大ハブ(永田映里奈さん提供)

南海日日新聞

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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