みなさん、こんにちは!
あまみじかんライター・徳之島のチアキです。
徳之島の最西端にある「犬田布岬(いぬたぶみさき)」へ行ってきました。
今回は写真をたくさん撮影しましたので、記事の内容だけでなく、フォトギャラリーとしてもお楽しみいただけるとうれしいです。
犬田布岬への行き方
犬田布岬は徳之島・伊仙町役場から西へ車で約15分、徳之島最西端にあります。県道を進んでいると案内標識があるので、道に迷う心配はありません。しかし実際には1本道が続くため、最初は看板が少なくて不安に感じるかもしれません…。
車を走らせていると、ときどき牛が放牧されている光景に出会うことがあります。
これらの牛を見つけたらご安心を!目的地はもうすぐです。
奄美群島国立公園
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さらに5分ほど車を走らせ、左手に曲がると大きな駐車場に到着します。
駐車場の先には整備された芝生広場が広がっていて、ひと息つける東屋も設置されています。
この犬田布岬は、「奄美群島国立公園」の一部でもあり、奄美十景のひとつにも選ばれています。「奄美群島国立公園」とは、鹿児島県の奄美大島やその周辺の島々を中心に広がる国立公園のことで、徳之島も含まれています。
展望台からの景色が素晴らしかったので、写真をたくさん撮影しました。その一部を紹介します!
広場を抜けると、海へ向かって続く小道があります。
徳之島の海は、その美しい青さからコバルトブルー色と称されていますが、この日の海もまさに深い青色で輝いていました。
小路を進んでいくと、ここが行き止まりの場所です。まさに断崖絶壁で、木製の手すりしかありません。
この周辺は強風が吹いていることが多いので、充分に気を付けてくださいね。
見下ろすと、こんな景色が広がっています。
遠くから見ると海は深い青色で、どこか黒っぽくも見えますが、よく見ると透明度が高く、まるで水中のような澄んだ青色が広がっています。
戦艦大和慰霊塔の修復へ向けて
小道から後ろを振り返ると、大きなモニュメントがそびえ立っています。
このモニュメントは犬田布岬の象徴であり、「戦艦大和を旗艦とする特攻艦隊戦士慰霊塔」といいます。
この慰霊塔は平和の象徴として、合掌する人間の手がかたどられており、戦争で犠牲になった特攻艦隊の戦士たちを追悼するためのものです。
1968年以降、毎年4月に慰霊祭が行われている戦艦大和慰霊塔ですが、最近では劣化が進んでおり、周辺は立ち入り禁止となっています。
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この状況から、伊仙町では戦艦大和慰霊塔の修復のため、クラウドファンディングを2023年8月から2023年10月までに実施しました。
目標金額に達することはできませんでしたが、支援された資金は修復に活用される予定とのことです。修復が進んで、再び安全に慰霊塔を眺めることができるようになることを願っています。
ぜひ犬田布岬・戦艦大和慰霊塔に足を運んでみてください。
おぼらだれん!(徳之島の方言で「ありがとう」)
▼犬田布岬・戦艦大和慰霊塔
【住所】〒891-8327 鹿児島県大島郡伊仙町犬田布
撮影:サタトマーシュ・すー