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民俗村・菊秀史さんが講演 与論島=全国まちづくり交流会、北海道から沖縄まで85人来島

全国各地で地域おこしに取り組む人たちが集う「第19回全国まちづくり交流会」(同実行委員会主催、ヨロン島観光協会共催)が6月16日から3日間、鹿児島県与論島で開催された。北海道から沖縄まで地域おこしに取り組む85人が来島。各地域の活動発表や、与論民俗村村長(代表)の菊秀史さんの講演を通して、参加者同士の相互理解を深めた。

全国まちづくり交流会で講演する与論民俗村村長の菊秀史さん=6月17日、与論町

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同交流会は2003年に愛知県で始まった。与論島開催は9年ぶり3回目。

17日は砂美地来館で講演と活動報告があった。菊さんは「与論島に生まれ育ち思うこと」の演題で、島の昔ながらの風習や、家族でつないできた民俗村の成り立ち、方言継承への思いなどを語った。

「デジタルも楽しいけど、アナログを忘れてはいけない」と菊さん。「地域活性化とは新しいイベントを創造するより、過去を知り、地域にあるものを掘り起こしていくことだと思う」とも話した。

続いて島内外の2組が活動報告した。与論町のサスティナブルコーディネーター柳田真希さんは島での持続可能な観光地づくりに向けた取り組みを紹介。「観光のための地域づくりではなく、『地域のための観光』を目指している」と強調した。

16日は前夜祭。17、18日はオプショナルツアーがあり、島外からの参加者は、エコツアーガイド同伴で集落歩きや自然散策を楽しんだ。

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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