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「サイサイ節」で黒糖焼酎PR 沖永良部島ゆかりのアーティストが動画制作

沖永良部島ゆかりのアーティストらがこのほど、コロナ禍で売り上げが落ち込んでいる地元黒糖焼酎の認知度を上げようと、沖永良部民謡「サイサイ節」と地元黒糖焼酎を組み合わせたPR動画を制作した。地元の住民をはじめ企業、団体が協力。町の景勝地や動植物の美しい映像も楽しめる内容となっている。

南海日日新聞【写真】公開された知名町ぬでぃあしばプロジェクト動画「沖永良部民謡『サイサイ節』」の一場面

 

動画は約12分間。ウジジ浜、住吉暗川、田皆岬、鍾乳洞、湧水などの自然映像に加え、酒蔵や島民が楽しく酒を飲み、踊り歌う唄遊びの様子なども紹介されている。

監督・映像・編集は妻が知名町2世の中山創さん(兵庫県在住)、音楽は和泊町出身の歌手大山百合香さん、和泊町3世の音楽家市和浩さん、知名町役場職員で三味線奏者の榮鉄也さんが担当。子どもからお年寄りまで島民65人が出演協力した。

中山さんは昨年、コロナ禍に苦しむ島を少しでも応援したいと、大山さん、市さんらと沖永良部民謡「永良部百合の花」をテーマにした動画を制作。「またこのチームで後世に残る映像をつくりたい」(中山さん)と次作の構想を練っていたところ、知名町が事業「ぬでぃあしばプロジェクト」立ち上げを提案。制作費はふるさと納税を原資とする町ふるさとまちづくり基金を活用した。

サイサイ節の「サイ」は「酒」の意味。中山さんは「酒文化をたたえる賛歌と捉え、編曲してもらったのが一番のこだわり。島出身で、日本中で活躍している人に見ていただき、今日は島の酒を飲もうということになればふるさと納税にもつながる」と話した。

動画は動画共有サイト「YouTube」で試聴できる。

 

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1946年(昭和21年)11月1日に奄美大島で創刊された奄美群島を主要な発行エリアとする新聞。群島民挙げて参加した日本復帰運動をリードし、これまでにシマの文化向上・発展のための情報を伝えてきた。
現在も奄美群島の喜界島、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の8島を発行対象とし、その地域のニュース・生活情報を提供。現在、奄美出身者向けに奄美のニュース(本紙掲載)を月1回コンパクトにまとめた情報紙、「月刊・奄美」も 発行している。

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